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アフリカンプリント浴衣

このページでは、アフリカンプリントや浴衣の種類・特徴についてご案内します。

まず、アフリカンプリントとは読んで字のごとしアフリカで流通している布のことをさします。

この布の事をアフリカンバティックと呼ぶ事もあります。

さてこのアフリカンプリント(アフリカンバティック)ですが、アフリカでも地域によって呼び名が変わります。

・西アフリカ  パーニュ

・東アフリカ  キテンゲ

スワヒリ語など地域の言語によって、呼称が異なっています。

る壺の商品は多くが西アフリカから輸入した布を使用しているので、あえて申し上げるのならばパーニュ浴衣となります。

アフリカン浴衣
アフリカ浴衣 る壺
アフリカ浴衣

さてこのパーニュことアフリカンプリントことアフリカンバティックですが・・・

いくつもの染色(印刷・プリント)会社があり、各印刷会社によって染色クオリティの高い仕上がりのもの、粗悪なものとが混在しています。

19世紀頃からアフリカンバティックの主流となった染色方法にワックスプリントがあり、これは日本にある伝統技法臈纈染(ろうけつ染め)と同じように防染しながらカラーを入れる技法です。

このワックスプリントでは表裏の見分けがつかないほどに強く色が入っているものから、片面からのみ染色されたもの、他にはデジタル機械を使いしっかりプリントされたもの、一気に大量生産された為にすぐに色褪せてしまうものまで様々です。

この全てがアフリカンプリントでありアフリカンバティックでありパーニュでありキテンゲです。

厳密に分類できていないお店も多数あるそうですが、る壺で上記の定義で申し上げるとお取り扱いしている商品としては2種類あります。

それぞれの特徴や浴衣の情報は

①裏表の見分けがつかないワックスプリント<アフリカンワックスプリントの魅力>

②デジタル機械でしっかり色染めしワックスも使用したプリント<2021年製✴︎アフリカンプリント浴衣の魅力>

として各項目に詳細がありますのでぜひご確認ください。

ちなみに、る壺着物は着用した時にエリが自然と抜けやすいように仕立ててあります。和裁用語で言う所の「繰越を7分とってある」状態で、たたむ際はプレタの市販品より少し多くエリを折り込む必要があります(折り目の通りにたためばOK)。

少しエリを詰めて着装するにも、ぐぐっと大きく開けて着付けるにも我々としてはこの7分寸法が調整しやすいと考え、る壺商品は共通してこの寸法をとっています。

アフリカンワックスプリントの魅力

ワックスとは日本でも有名な“ろうけつ染め”の事です!アフリカンプリントの原型はインドネシアの“ジャワ更紗”にあると言われています。

このテキスタイルの大胆さは、ピカイチ!!

近年の日本の暑い陽射しと、アフリカ生まれの生地の鮮やかな色彩がマッチし

とってもオシャレで個性的な仕上がりに。だけど、どこか馴染む。それでいて誰とも被らない、オリジナルの浴衣となっています。

シンプルな帯で大人っぽく浴衣のデザインを際立出せるもよし!
柄に柄で、思いっきり遊び心全開でコーディネートするもよし!


アフリカらしい大胆な色柄ながら、どこか懐かしさを感じる優秀なデザインです。

る壺rutsuboアフリカ浴衣
る壺rutsuboアフリカ浴衣

着るほどに馴染む

はじめは少しかたくても、上質な紬のように
着ればきるほどに、肌にフィットしていき馴染んでいきます。

着心地がどんどん良くなり、気持ちよくご着用いただけます。

ただのプリントと違い、裏表のない生地

上質で良い印刷技法を使っているかどうかどうかの見分けかたは

両面の見分けがつかない程に同じようにプリントされているかです!

同じワックスプリントと呼ばれるものでもランクは様々。

日本ではあまり手に入らない上質なワックスプリント、数はかなり少ないですがる壺でも取り扱い中です。次回の輸入は未定です・・・お見逃しなく!

色褪せしにくい

毎日着用しているナイジェリアの方からのお墨付き!太陽の光にもとても強いです。
時間と共に布の色が落ち着いて、味わいが生まれます。

張りがあり型崩れしにくく、透けない

薄い生地で透けてしまって下着が見えて困ることありませんか?生地自体がしっかりしているので、安心です。

単衣の着物としても着られる

襦袢を着て、半襟をつければ
5.6月や9.10月の単衣の時期に、着物としてもご着用いただけます。更紗のようなモダンな感覚で、お楽しみ下さい。

コツをつかめば洗濯機でガンガン洗える

綿100パーセントの
汗にも強く、肌にも優しい綿素材です。
生地も強いので、洗濯機でガンガン洗えます。

国内手縫い仕立て

背、脇など着用の際引っ張られる部分は丈夫にするためミシン縫製していますが、それ以外は、全て手縫い仕立て。
身体の伸びにも対応できる手縫い。
全行程ミシンとの違いは、ご着用頂いた時の微妙な感覚で実感ください。

初心者さんにも優しく

下にくる部分(下前)の衿に、“る壺”のタグがつけてあります。着付けに不安な方でも、とにかく衿合わせさえ間違えなければ、ok!
タグがついている方が下になるようにご着用下さい。

2021年製✴︎アフリカンプリント浴衣の魅力

西アフリカで製造されたアフリカンバティックを使用した新作ゆかたを2021年5月末から順次追加しながら販売しています。

イベント等は行わず、ネット販売のみでの取り扱いとなります。

こちらの生地はデジタル機械を使いしっかりと色染めしワックスも使用している現代的なプリント布の商品です。

アフリカ浴衣
アフリカ浴衣

糸や布目がしっかり詰まっていてヨレが少なく、軽い触り心地

1本1本の糸を丁寧に規則的に織った布地で、しっかりと目が詰まっています。

浴衣の制作前には、汚れ落とし・色どめ加工・水通しも行っているので触り心地も軽く柔らかです。

生地の厚みは、薄すぎず・厚すぎず。程よい通気性があります

日本よりも暑い西アフリカの日差しや暑さの中で使用されているアフリカの布は、

乾きやすく透けにくいため、浴衣にピッタリです。

ノリが薄めなので、肌馴染みが早い

アフリカの布は固いワックスのりでコーティングされていることが多いのですが、

縫製前に処理済みなので、ノリが薄く1回目の着用でしっかりと肌馴染みしやすくなっています。

全て柄違いで、人と被らない個性的なデザイン

量販店での取り扱い商品とは違い、る壺の浴衣は全て1点もの。

自分らしく、自由なスタイルでお楽しみ頂けます。

国内手縫い仕立て

背、脇など着用時に引っ張られる部分は丈夫にするためにミシン縫製していますが、

それ以外は、全て手縫い仕立て。身体の伸びにも対応できる手縫い。

全行程ミシンとの違いは、後着用頂いた時の微妙な感覚で実感ください。

現代のプリント技術で、アフリカらしい色彩

日本の浴衣ではあまり見ない図案や色味は、

アフリカらしい魅力がいっぱい。

伝統的な浴衣を、現代のカラフルなプリントで堪能できます。

単衣の着物としても着られる

襦袢を着て、半襟をつければ

春や秋にも、木綿の着物として後着用いただけます。

更紗のようなモダンな感覚で、お楽しみください。

洗濯機で洗える

綿100パーセントの

汗にも強く、肌にも優しい綿素材です。

クリーニングも、もちろん問題ありませんが自宅で洗濯が可能です。

帯のコーディネート

浴衣なら半幅帯。兵児帯。

単衣きものなら、半幅帯、兵児帯。

もしくは名古屋帯でもオッケー!


それぞれの浴衣に、それぞれの魅力があります!

お好みの商品が見つかり、楽しんで頂ければ嬉しいです。

また商品はひとつひとつ国内で私たちの手作りにて制作しています。既製品のような完璧さはありませんが、手仕事のあたたかさとして受け止めていただければ幸いです。

ご購入に当たっての注意

1.色にムラがあったり、プリントにズレがあったりしますが、不良品ではありません。「アフリカ布」の味として、お楽しみ下さい。

2.当方の作品は縫製前の布の段階で水通しをして、目立つような色落ちがないことを確認しています。

色止めは施しておりますが、洗濯すると若干の色落ちの可能性があります。

他の衣料と一緒のお洗濯は避け、手洗いもしくは洗濯ネットに入れての単品でのお洗濯をおすすめします。

3.つけおき洗いは避け、洗濯後はそのまま放置せず早めに日陰干しをしてください。

4.タンブラー(回転式乾燥機)の使用はさけてください。

5.事前に水通してから仕立てておりますが、綿100%素材ですので洗濯すると多少縮む可能性があります。

6.ワックスによる固さは、製品が生産される上での加工です。洗濯をすると徐々に柔らかくなります!

7.もちろん洗濯に不安のある場合は、クリーニング店に出されても問題ありません

お届けした商品に破損や不備、商品の不足があった場合、商品到着後3日以内にご連絡くださいませ。

事実確認の上で、至急対応をさせていただきます。

商品は、個人使用を目的とした範囲でのみ購入が可能です。

第三者への転売を目的としたご購入はご遠慮くださいませ。

商品画像の色はお使いのパソコンやスマホの環境により、実物とは若干異なる場合があります。

る壺のアフリカ浴衣

過去に制作したアフリカ浴衣の写真の一部です。

イベントインターネットで販売済の作品、自分達で着用しているもの、現在販売中の作品もピックアップしております。